この商品にはどんな成分が含まれているの?5つの主成分とは?

成分


本商品の成分解説についてまとめてみました。 本商品には主に5つの主成分でできています。 それぞれの成分の特徴をお伝えします。

主成分その1:ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液

この商品には、ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液が含まれています。
「ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液」とは、人間の骨髄に含まれる幹細胞を培養して得られるエキスのことです。

ヒト幹細胞は、私たち人間に生まれつき備わっている万能細胞の一種です。

主に以下に挙げる3つの能力を持っています。

1,色々な種類の細胞に変身(=多分化)できる
2,同じ能力を持つ細胞をコピーする(=自己複製)機能を持っている
3,分化と複製によって傷ついた細胞を「修復」する

骨髄由来の幹細胞は、幹細胞の中でも特に分裂活性が高いと言われている幹細胞です。
この幹細胞を試験管内で培養して、その培養時に分泌されるエキスを抽出したものが「ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液」です。

200種類以上のタンパク質を含み、優れた美肌効果を期待できます。
具体的に言うと、

・ターンオーバーの活性化
・美白効果
・コラーゲンやヒアルロン酸の増殖(保湿作用)
・シワやたるみの改善(アンチエイジング作用)

などの効果が期待できます。

主成分その2: スクワラン

スクワランはヒトの皮脂にも約5-15%程度含まれているスクワレン1)を酸化しにくくなるように安定化し、化粧品原料として使いやすくしたオイルの仲間です。化学的に安定で、油感が少なく、伸びも良く、無色無臭、しかも非常に安全性が高いので、現在、様々な化粧品に配合されています。その用途としては、皮膚にもともと存在するスクワレンと同様に皮膚から水が蒸散するのを防ぐための皮脂膜(保湿バリア)を形成する目的で利用され、その保湿作用から皮膚の乾燥性疾患や非炎症性アトピーの治療にも用いられます。2) また、通常のいわゆる油脂とは構造が異なるため、微生物のエサになりにくく、弊社ではスクワランが、ニキビの原因の一つとされるマラセチア菌のエサにならないことを検証し、確認しています(表1)。

主成分その3: ホホバ種子油(ホホバオイル)

ホホバ種子油は、ホホバ科植物ホホバの種子から得られるオイルの仲間です。その名前から植物油脂と同じようなものと思われがちですが、植物油脂が高級脂肪酸とグリセリンのエステルであるのに対して、ホホバ種子油の主成分は高級脂肪酸と不飽和アルコールとのエステルであり、化学構造的にはオイルではなくワックス(いわゆる蝋)に分類されます。3) 化粧品用途としては、主に保湿(エモリエント)の目的で利用されますが、その他にも抗炎症剤、抗菌剤(抗菌成分のキャリアオイル)などにも利用されます。4) ホホバ種子油はその構造により、通常の植物油脂と比較して酸化しにくく化学的に安定であり、刺激性もありません。通常の植物油脂は皮膚を荒らすマラセチア菌などのエサになってしまうことが懸念されるのですが、ホホバ種子油は構造が全く異なるので、エサになることがないとされており、弊社では実際にホホバ種子油が、マラセチア菌のエサにならないことを検証し、確認しています(表1)。

主成分その4: パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)(ビタミンC誘導体)

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(以下APPS)は、ビタミンC誘導体に親油基のパルミチン酸を付加することによって、肌への浸透性を大幅に高めたビタミンC誘導体の一種です。ヒトの肌は、外からの物質を通しにくいバリア機能によって守られています。このバリア機能は親水性物質をほとんど通さないのですが、一部の親油性物質は、細胞間脂質などを通過して肌内部へ浸透することが知られています。APPSは本来なら親水性で肌へほとんど浸透しないビタミンCを肌内部へ届けることで、ビタミンCの持つ抗酸化作用を肌のより深い場所で発揮できるよう設計されています。その用途としては化粧品の酸化防止、抗酸化作用、さらにはコラーゲン合成の促進やそれに伴う抗しわ効果などが謳われています。

主成分その5: フラーレン

フラーレンは1985年に発見された比較的新しい物質で、60個の炭素のみでできたサッカーボールのような球状の分子です。60個の炭素と炭素の結合の中には、二重結合が無数に存在し、周囲の電子(およびラジカル)を吸収するいわゆるスポンジ効果によって、高い抗酸化作用を示すことが知られています。5) 化粧品原料としての歴史はまだ浅いですが、美白作用や抗シワ作用など、様々な美容効果を示すとして、現在も精力的に研究が進められている注目の成分です。6)

1) 海谷 篤: 天然スクアレン, スクアランの用途と最近の原料事情, 油化学, 39, 8, 525-529 (1990).
2) 谷井 司, 加藤 順子, 八代 典子, 新藤 季佐, 幸野 健, 濱田 稔夫, 山口 武津雄: 乾燥性皮膚疾患に対するスクワランの有用性, 皮膚刺激性および保湿性についての検討, 皮膚, 33, 2, 155-163 (1991).
3) Pazyar, N. Yaghoobi, R. Ghassemi, M. R. Kazerouni, A. Rafeie, E. Jamshydian, N: Jojoba in dermatology: a succinct review. G. Ital. Dermatol. Venereol. 148, 687-691 (2013).
4) 昭和電工, 製品紹介 アプレシエ® http://www.sdk.co.jp/products/43/58/1147/detail.html
5) ビタミンC バイオリサーチ, フラーレンのサイエンス, 高い抗酸化力
https://www.vc60.com/tech/effect/antioxidant.html
6) ビタミンC バイオリサーチ, フラーレンの美容効果
https://www.vc60.com/tech/effect/

成分
【間違え注意】幹細胞培養上清液と幹細胞培養液の違いは?どちらの成分が安全なの?

この商品に含まれる主成分の1つ「幹細胞培養上清液」について、間違えられやすい点についてコラムを書かせ …